開心那が銀 伸び盛り14歳パリへ好発進 東京五輪から身長21センチ高くなった
2023年02月13日 04:25
スケートボード
12歳だった東京五輪時には1メートル46だった身長が、1年半で21センチ伸びるなど急成長。当時はパワー不足をグラインド系の技で補っていたが、今大会はエアの高さやスピードも段違いに成長。五輪後は大会を絞って出場しており、今大会も久しぶりの実戦だったが、「全然プレッシャーはなかった」と相変わらずの強心臓ぶりを見せた。
今大会はシード選手として準々決勝から登場。その準々決勝では1回目に転倒して敗退の危機にひんしたが、2回目に挽回して準決勝へ。予選から上位で通過してきた同じ08年生まれで初出場の草木に後れを取っていたが、ラウンドを上がるごとに技の難度を上げる作戦も奏功。日本人最年少の12歳で五輪メダルを獲得した経験はだてではなかった。
東京五輪は予選大会最終盤で逆転代表を決めたが、パリに向けては幸先の良いスタートを切った開。「次の大会でも自分のベストのランができたらいい」と、屈託のない笑顔で次なるステージを見据えた。
◇開 心那(ひらき・ここな)2008年(平20)8月26日生まれ、北海道出身の14歳。5歳でスケートボードを始め、地元北海道で腕を磨く。18年世界選手権7位、19年日本選手権優勝など国内外で実績を挙げ、12歳343日で出場した21年の東京五輪は夏季大会の日本人最年少出場&最年少メダル(銀)記録を樹立した。東京五輪時に1メートル46だった身長は、現在1メートル67。
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