りくりゅう四大陸選手権V 愛称決まった3年前 誓い合った通りの場所に

2023年02月13日 04:30

フィギュアスケート

りくりゅう四大陸選手権V 愛称決まった3年前 誓い合った通りの場所に
メダルを手に笑顔の三浦と木原(AP) Photo By AP
 【フィギュアスケート四大陸選手権第3日 ( 2023年2月11日    米コロラド州コロラドスプリングズ )】 【記者フリートーク】新聞業界の細かい話に少しだけお付き合いを。2人の愛称は「りくりゅう」。璃来と龍一の名前を合わせたものだが、結成当初は「りくりゅう」か、それとも、発音通り「りくりゅー」にするか割れていた。
 それなら、本人たちに決めてもらおうと「愛称の表記、どっちにしましょう?」と質問。すると、木原は「全然分かりません。応援していただけるならどちらでも構いませんよ」と笑い、三浦は「漢字で“璃来龍”もかっこいいよね」と逆提案。その場で音引きなしの平仮名表記にしますと了承を得たのが、今の愛称の始まりだ。

 それが8位だった20年2月の四大陸選手権。静まりかえった会見場でイスを円に並べ、わずか数人の記者のために語ってくれた一夜明け取材会だった。今大会を制した2人はその時「いつか、この席に座ろうね」と会見に出席できるような選手に成長すると誓い合ったという。そんな言葉を聞き、当時の掛け合いを思い出した。(フィギュアスケート担当・大和 弘明)

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