ネッツがブルズに44点差で大敗 最大50点差で一度もリードを奪えず 渡辺雄太は3P1本成功

2023年02月25日 12:23

バスケット

ネッツがブルズに44点差で大敗 最大50点差で一度もリードを奪えず 渡辺雄太は3P1本成功
22得点を挙げたネッツのトーマス(AP) Photo By AP
 東地区全体5位のネッツは24日、球宴開けの初戦を敵地シカゴ(イリノイ州)で迎えたが一度もリードを奪うことなく87―131(前半29―63)でブルズに敗れて34勝25敗。ケビン・デュラント(34)とカイリー・アービング(30)のトレードに伴って加入した移籍組の4人が先発で起用されるようになってこれが4試合目だが、“借金7”だったブルズを相手に最大50点差をつけられた“新生ネッツ”は1勝3敗となった。
 ネッツはティップオフから連続11失点。第1Qはセンターのニック・クラクストン(23)がアリウープからのシュートを決めるまで出だしから3分50秒間ノースコアだった。前半の29点は今季最少。第2Qの3点シュート成功は11本中1本のみだった。3点シュートの成功率は今季リーグ2位の39・2%だったが、この日は27・3%(44本中12本)にまで低下。シューティングの精度を欠いた試合となった。

 15日のヒート戦で自己最多の45得点を稼いだ前サンズのミケル・ブリッジズ(26)は13得点どまり。ベンチから出たキャム・トーマス(21)がチーム最多の22得点を記録したが、44点差の敗戦はチーム史上4番目に悪い不名誉な記録(ワーストは52点差)となった。

 渡辺雄太(28)は60―103となっていた第4Qの3分19秒から出場。その32秒後には左のコーナーから出場3試合ぶりとなる3点シュートを成功させたが、残り1分3秒に右コーナーから放った2本目は“エアボール”となり、9分の出場で3得点に終わった。

 3点シュートの成功率部門で現在1位となっているのはセルティクスのガード、マルコム・ブログドン(30)で46・5%。渡辺は規定本数(試合数分の成功)に「6」不足している状況だが、成功率は48・2%(110本中53本)でブログドンを上回っている。

 ブルズは連敗を6でくい止めて27勝33敗。ザック・ラビーン(26)が32得点、デマー・デローザン(33)が17得点を挙げて、このカードは今季3勝1敗とした。

 東地区全体2位のバックスは地元ミルウォーキー(ウィスコンシン州)で同7位のヒートを128―99(前半73―56)で下して42勝17敗。13連勝を飾って、この日試合のなかった首位セルティクス(43勝17敗)とゲーム差を「0・5」としている。ただし球宴で主将を務めたヤニス・アデトクンボ(28)は膝を痛め、第1Qで6分出場したあとその後のプレーを見合わせた。

 東地区全体6位のニックスは敵地ワシントンDCでウィザーズに115―109(前半60―64)で競り勝って34勝27敗。ジュリアス・ランドル(28)が自己最多の46得点をたたき出して4連勝を飾った。

 ウィザーズは3連勝を逃して28勝31敗。八村塁(25)をレイカーズに放出してからは8勝5敗となった。

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