18歳・渡部葉月が初の全日本女王「あまり実感がない」2位に宮田、3位に15歳・岸

2023年04月22日 18:55

体操

18歳・渡部葉月が初の全日本女王「あまり実感がない」2位に宮田、3位に15歳・岸
<全日本体操個人総合選手権第3日>女子決勝、表彰式で笑顔の(左から)2位の宮田笙子、優勝した渡部葉月、3位の岸里奈(撮影・小海途 良幹) Photo By スポニチ
 【体操・全日本個人総合選手権第3日 ( 2023年4月22日    東京体育館 )】 女子決勝が行われ、予選2位通過の渡部葉月(18=筑波大)が合計106・963点で逆転の初優勝を飾った。昨年の世界選手権の種目別・平均台で金メダルを獲得した逸材が、個人総合でも実力を発揮した。跳馬で13・866点を出し、得意の平均台も13・433点をマークして首位に浮上した。
 同じ組に負傷者が続出したが、渡部は自らに集中。「大丈夫、大丈夫」と自己暗示をかけて丁寧な演技を見せた。跳馬で13・866点を出し、世界女王に輝いた得意の平均台でも13・433点をマークし、首位に浮上。最後の床運動もミスなくまとめた。初の女王にも「あまり実感がない」と言い、世界選手権切符獲得へ「NHK杯もあるので気を抜かないように」と冷静に語った。

 昨季のNHK杯女王の宮田笙子(しょうこ、18=順大)が予選6位から合計106・797点で準優勝。15歳の岸里奈(戸田市スポーツセンター)が合計106・764点で3位に入った。世界選手権(9~10月、ベルギー)代表は今大会の得点を持ち越し、5月のNHK杯との合計点で5枠中4人が決まる。

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