42歳の岩田 1差から逆転!日本勢4人目大会複数V 40代3勝目「ベテランも応援して」

2023年05月01日 04:22

ゴルフ

42歳の岩田 1差から逆転!日本勢4人目大会複数V 40代3勝目「ベテランも応援して」
ウイニングパットを決めガッツポーズの岩田寛(撮影・井垣 忠夫) Photo By スポニチ
 【男子ゴルフツアー 中日クラウンズ最終日 ( 2023年4月30日    愛知県 名古屋GC和合C=6557ヤード、パー70 )】 1打差の2位から出た岩田寛(42=フリー)が6バーディー、1ボギーの65をマークして通算15アンダーで、逆転優勝した。21年に続く大会2勝目でツアー通算5勝目。賞金ランク首位に浮上した。前日首位の星野陸也(26=興和)は69で3打差の2位。6位からスタートした石川遼(31=CASIO)は1イーグル、6バーディー、3ボギーの65で回り、4位だった。
 優勝が決まると、いつもポーカーフェースの岩田の口元が少し緩み、珍しく両手でガッツポーズをした。永久シードを保持する青木功、尾崎将司、片山晋呉に次ぐ日本勢では4人目となる大会複数回制覇。「めちゃくちゃ光栄ですけど、偉大すぎるので(自分は)まだまだまだ」と静かに今季初優勝をかみしめた。

 1打差から出た最終日。1、2番で連続バーディーを奪い、単独首位に浮上した。前半のアウトで4つスコアを伸ばすと、11、12番も連続でスコアを伸ばした。2年ぶりの大会制覇を意識したのは13番。「絶対に入れなきゃいけない」と2メートルのパーパットをねじ込んだ。隙を見せないゴルフを支えたのは、23歳の時から愛用するエースパター。この日1位の計25パットで2位に3打差をつけた。

 円熟味を増し、40代で3勝目。東北福祉大の後輩、蝉川ら若手が台頭する中で貫禄を見せ、「若手もいいですけど、ベテランも応援してください」と、にやりと笑った。

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