新幕下・東俊隆が日体大同期対決制して初白星 三段目付け出しの嘉陽に「やっと追いつけた」

2023年05月19日 14:57

相撲

新幕下・東俊隆が日体大同期対決制して初白星 三段目付け出しの嘉陽に「やっと追いつけた」
<夏場所6日目>嘉陽(左)を攻める東俊隆(撮影・久冨木 修) Photo By スポニチ
 【大相撲夏場所6日目 ( 2023年5月19日    東京・両国国技館 )】 1メートル73、96キロの小兵・東俊隆(24=玉ノ井部屋)が嘉陽(23=二所ノ関部屋)を破って幕下初白星を挙げた。立ち合いすぐに二本差して一気に前に出て寄り切り。「突っ張ってくると強いので、中に入っていこうと」と作戦通りの快勝だった。
 先場所三段目優勝を果たし、初めて幕下に昇進。観客の数が一気に増え「やる気も出ます」と、注目されればされるほど力が出るタイプだ。いきなり西幕下15枚目まで番付を上げた今場所、2連敗スタートから待望の初白星に「うれしかったです」と安どの表情を見せた。

 対戦相手の嘉陽は日体大相撲部の同期。「普段から仲良いので本場所で対戦できてよかったけど、お互い連敗中だったのがちょっと…」と苦笑い。入門も同期だが、全日本選手権8強の実績を持つ嘉陽は三段目付け出しで、東俊隆は前相撲からのスタート。初土俵からちょうど1年で番付を追い抜いた。「やっと追いつけたなと思うけど、相手の方が幕下経験長いので早く自分も慣れて上で頑張りたい」。ライバルとともにさらに上の地位を目指していく。

 今場所の目標は「とりあえず勝ち越したい」と意気込み、残り4番を見据えた。

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