CS第1戦を落とした千葉Jは負のデータを払拭できるか 富樫「この状況でもまだ自信はある」

2023年05月27日 16:58

バスケット

CS第1戦を落とした千葉Jは負のデータを払拭できるか 富樫「この状況でもまだ自信はある」
第1クオーター、パスする千葉J・富樫 Photo By 共同
 【Bリーグチャンピオンシップ決勝第1戦   千葉J93―96琉球 ( 2023年5月27日    横浜アリーナ )】 年間王者を決めるプレーオフとして、2戦先勝方式の決勝第1戦が行われ、2年ぶり2度目の頂点を狙う千葉J(東地区1位)は、悲願の初優勝を目指す琉球(西地区1位)に再延長戦にもつれる激戦の末に93―96で敗れた。第2戦は28日に行われる。
 序盤に17連続得点を許し、第1Q終了時点で最大12点のビハインド。第2Q以降に巻き返し、第4Q残り10・2秒からのプレーでヴィック・ローが3点シュートを決めて同点に追いついたが、再延長で力尽きた。

 地区優勝、天皇杯を含めた史上初の“3冠”へ崖っぷちに立たされた。レギュラーシーズン(RS)はリーグ史上最高勝率の8割8分3厘(53勝7敗)で東地区を制覇。過去RS最勝率チームのCS優勝はなく、同一シーズンの天皇杯覇者もCSを制したことはない。さらにCS決勝は2戦先勝方式となった20~21年シーズン以降は第1戦を制したチームは全て優勝している。

 負のデータが並ぶが、両チーム最多31得点を挙げた司令塔の富樫勇樹は「ここでギブアップするようなチームではない。ここからカムバックして2連勝できると思っている。今季やってきたことを信じてもう一度チームが一つになって戦いたい。この状況でもまだ自信はある」と視線を上げた。

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