南 2冠で初の世界選手権団体代表 「自信がある」床で5連覇

2023年06月12日 05:05

体操

南 2冠で初の世界選手権団体代表 「自信がある」床で5連覇
<第77回全日本体操種目別選手権>男子ゆか決勝。演技する南(撮影・河野 光希) Photo By スポニチ
 体操の全日本種目別選手権最終日は11日、東京・国立代々木競技場で世界選手権(9~10月、ベルギー)代表最終選考会を兼ねて、決勝が行われ、男子床運動では21年世界選手権銀メダルの南一輝(23=エムズスポーツク)が15・133点で5連覇し、14・783点で初制覇した跳馬との2冠を達成した。男子の南、千葉健太(27=セントラルスポーツ)、女子の芦川うらら(20=日体大)が追加で代表に内定。
 「床のスペシャリスト」を自任する南が、団体での代表切符を獲得した。5連覇した床運動ではG難度のゴシマ(前方伸身宙返り3回半ひねり)を決める及第点の内容。2位と0・433点差で勝ち切り「誰よりも練習して、うまい自信がある」と振り返った。21年世界選手権では種目別の床運動で銀メダルを獲っているが、団体メンバーとして出場するのは初めて。代表での貢献を目指して練習した跳馬も初めて制し「日本のために貢献したい」と視線を世界に向けた。

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