ウォリアーズのドレイモンド・グリーンがFA 最終年のオプション契約を放棄 

2023年06月20日 07:40

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ウォリアーズのドレイモンド・グリーンがFA 最終年のオプション契約を放棄 
自身が保持しているオプション契約を放棄したウォリアーズのグリーン(AP) Photo By AP
 ウォリアーズでファイナル4回の優勝に貢献し、2017年には最優秀ディフェンス賞を受賞しているフォワードのドレイモンド・グリーン(33)が自身の来季オプション契約(2760万ドル=約39億2000万円)を放棄。スポーツ有料サイトの「ジ・アスレチック」やスポーツ専門局のESPNが19日に報じているもので、ウォリアーズ一筋に11シーズン、プレーしてきたグリーンは4月に「このチームで引退する」と語っていたが、7月1日に解禁となる“FA市場”に参入することになった。
 AP通信によれば、NBAで15シーズンの競技歴があり、16日にGM補佐からGMに昇格したばかりのマイク・ダンリビーJR氏(42)は「グリーンをチームに残すことが最優先課題」と発言。グリーンの代理人側もウォリアーズとの交渉は継続するとしているが、ESPNは“サイン&トレード”も選択肢だとしている。

 グリーンはミシガン州立大から2012年のドラフトで2巡目(全体35番目)にウォリアーズに指名されてNBA入り。198センチ、104キロというサイズながら、相手チームのセンターともマッチアップするなど、ウォリアーズ特有のスモール・ラインアップの中では万能型のフォワードとして活躍して球宴には4回選出された。

 レギュラーシーズンでは計758試合に出場して平均8・7得点、7・0リバウンド、5・6アシストをマーク。今季は73試合に出場して8・5得点、7・2リバウンド、5・6アシストを記録し、3点シュートの成功率は30・5%だった。

 ただしテクニカル・ファウルはリーグ最多の21回。開幕前のキャンプではチームメートのジョーダン・プール(24)への暴力的行為で罰金処分を科せられるなど、短気な性格が災いするケースも多々あった。

 なお22日に行われるドラフトで、ウォリアーズは全体19番目の指名権を持っている。

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