照ノ富士が腰痛発症 申し合い稽古を1番で切り上げる 熱田神宮で4年ぶり横綱土俵入りも取材対応なし

2023年07月01日 17:34

相撲

照ノ富士が腰痛発症 申し合い稽古を1番で切り上げる 熱田神宮で4年ぶり横綱土俵入りも取材対応なし
伊勢ケ浜部屋での稽古で腰痛を発症した照ノ富士 Photo By スポニチ
 東横綱・照ノ富士(31=伊勢ケ浜部屋)が1日、名古屋市の部屋での稽古で腰痛を発症した。その後、熱田神宮で横綱土俵入りを行ったが取材対応はなかった。14勝を挙げ、1年ぶり8度目の優勝を飾った夏場所に続く名古屋場所(7月9日初日、ドルフィンズアリーナ)での連覇へ影響しないか不安視される。
 体重116キロの弟弟子・翠富士(26)の当たりを受けた直後だった。この日最初の申し合い稽古。力を抜くようにして土俵外へ押し出された横綱は、相手を兄弟子・宝富士(36)に代え、立ち合いの稽古へ切り替えた。16番取った後、今度は幕下力士に胸を出してさらに9番。番数こそこなしたが、予測不能の動きを強いられる申し合い稽古をわずか1番で切り上げた姿に非常事態発生を印象づけた。

 稽古を見守った師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱・旭富士)は「ギックリ腰」と説明した。両膝や糖尿病と共に照ノ富士の持病という。「明日からでも出稽古に行かせたい」とも語り深刻視しなかったが、今後の展開は不透明だ。

 雨の予報にもかかわらず観衆2500人が集まった横綱土俵入り。熱田神宮での実施はコロナ禍前以来で、4年ぶりだった。霧島(26)の新大関昇進や豊昇龍(24)、大栄翔(29)、若元春(29)によるトリプル大関獲り。話題豊富な15日間だが、万全の一人横綱がいてこそその価値は増す。

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