北海道出身の片岡尚之は2位「次の北海道の試合なので、次こそは優勝」長嶋茂雄招待セガサミーC

2023年07月02日 16:23

ゴルフ

北海道出身の片岡尚之は2位「次の北海道の試合なので、次こそは優勝」長嶋茂雄招待セガサミーC
<長嶋茂雄招待セガサミーカップ・最終日>18番、クルーガー(左)と握手する片岡尚之(撮影・藤山 由理) Photo By スポニチ
 【男子ゴルフツアー 長嶋茂雄招待セガサミー・カップ最終日 ( 2023年7月2日    北海道 ザ・ノースカントリーGC=7178ヤード、パー72 )】 首位と3打差の2位から出た片岡尚之(25=CS technologies)は6バーディー、1ボギーの67で回り通算20アンダーまで伸ばしたが、ジェイブ・クルーガー(37=南アフリカ)に3打及ばず2位に終わった。
 表彰式後、片岡は「クルーガー選手は渋いパーパットを決めたり、バーディーを取ったり隙がなかった。自分が伸ばせなかったのが敗因」と淡々と話した。

 北海道江別市出身。最終日は両親ら家族も応援に駆けつけた。多くの地元ファンの後押しを受けて序盤から飛ばした。

 1番で1メートルに付けてバーディー発進。パー5の3番ではバンカーから1メートルに寄せて、4番は7メートルのパットを沈めて連続バーディーで追い上げた。

 6番のチップインバーディーで首位のクルーガーを捉えた。再び2位となった後の10番でもバーディーを奪って首位に並んだ。

 しかし、バーディーを重ねるクルーガーの圧力に屈したように15番で1メートルのパーパットを外して3打ビハインドに後退。
 「ずっと渋いパーパットを入れていたけど、ついに15番で外してしまって、クルーガー選手がバーディーで厳しくなった。楽に勝たせてしまった」と悔しそうに振り返った。

 終盤はティーショットが乱れて苦しい展開となった。3位で迎えた18番パー5もティーショットを左に曲げた。それでもフェアウエーに刻んで、残り110ヤードの第3打を52度のウエッジで1メートルに付けてバーディー。2位でホールアウトした。

 「緊張した中で5アンダーといういいゴルフができた。最後も2位に入るにはどれだけスコアが必要か確認してバーディーが取れた。それは凄く良かった」。21年プレーヤーズチャンピオンシップ・サトウ食品以来2年ぶりのツアー2勝目には届かなかったがと手応えを口にした。

 次戦の日本プロ選手権(27日開幕、恵庭CC)も北海道で開催される。「次の北海道の試合なので、次こそは優勝という気持ちで、3週間は調整して頑張りたい」。今週は逃した地元優勝への意欲を口にした。

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