大栄翔 “大関仕様”稽古で貫禄 得意の突き押しで圧倒

2023年07月06日 05:10

相撲

大栄翔 “大関仕様”稽古で貫禄 得意の突き押しで圧倒
翔猿(右)と申し合い稽古を行った大栄翔(撮影・前川 晋作) Photo By スポニチ
 大相撲名古屋場所(9日初日、愛知・ドルフィンズアリーナ)で大関獲りに挑む関脇・大栄翔(29)が5日、三重県鈴鹿市の追手風部屋で15番の申し合い稽古を行った。同部屋の翔猿ら関取5人を相手に12勝3敗。得意の突き押しで圧倒する内容が目立ち、好調ぶりをうかがわせた。
 師匠の追手風親方(元幕内・大翔山)の指示で夏場所後から稽古方法を変えた。通常の勝ち残りの申し合いではなく、大栄翔が最後に土俵に入って勝ち負けに関係なく連続で取り続ける方式に。

 体力づくりが目的で、この日は15番だったが「25番ぐらい取ってるイメージ。キツいね」と効果絶大だった。この稽古方法は、横綱や大関が行うものでもある。場所後の昇進を見据え“大関仕様”の稽古で士気を高めた。

 若元春、豊昇龍とともに史上初の大関3人同時昇進なるかが今場所最大の注目点。大きな期待がかかることを「ありがたく思って頑張らないと。プレッシャーに感じずプラスに考えていきたい」と力に変えることを誓った。

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