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序二段・安大翔がデビュー無敗の13連勝「もっと稽古を」全勝は王輝と高野と3人に

2023年09月20日 12:49

相撲

序二段・安大翔がデビュー無敗の13連勝「もっと稽古を」全勝は王輝と高野と3人に
＜大相撲秋場所11日目＞清の花を押し倒しで破る安大翔（上）（撮影・西海健太郎） Photo By スポニチ
 【大相撲秋場所11日目 （ 2023年9月20日    東京・両国国技館 ）】 東序二段14枚目の安大翔（18＝安治川部屋）が清の花（18＝出羽海部屋）との全勝対決を制して6連勝とした。
　体重159キロの安大翔は、95キロの小兵に右前ミツを取られて食いつかれたが、なんとか対処して右四つに持ち込むと下手を引いて左おっつけで寄り倒し。「苦手なタイプ。中に入ってくるのは分かっていたので、どう対応するかだった」と苦戦も想定内で、落ち着いて白星につなげた。

　青森・三本木農業高（現・三本木農業恵拓高）出身で今年の夏場所初土俵。名古屋場所は序ノ口で7戦全勝優勝しており、デビューからの連勝を13に伸ばした。場所中は朝稽古してから取組に臨み、帰ってからも稽古しているという。「場所中の期間にどう強くなるかが大事」という師匠の安治川親方（元関脇・安美錦）の教えの下で力をつけてきた。2場所連続優勝を目指し「もっと稽古しようと思います」と気を引き締めた。

　その他の序二段全勝対決は、鳥取城北高出身の高野（22＝木瀬部屋）と元十両の王輝（27＝錣山部屋）がそれぞれ勝って6連勝。肥後ノ丸（18＝木瀬部屋）は三段目で全勝の千代獅子（18＝九重部屋）に敗れた。この結果、序二段の全勝は安大翔、高野、王輝の3人となった。

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