【バレー五輪予選】日本男子 “魔の第3セット”も集中切らさず チュニジアにストレート勝ち

2023年10月03日 20:36

バレーボール

【バレー五輪予選】日本男子 “魔の第3セット”も集中切らさず チュニジアにストレート勝ち
<日本・チュニジア>第3セット、得点が決まり喜ぶ(左から)高橋藍、石川、小野寺、西田(撮影・小海途 良幹) Photo By スポニチ
 【バレーボール・パリ五輪予選男子東京大会兼W杯第3日   日本3ー0チュニジア ( 2023年10月3日    東京・国立代々木競技場 )】 1勝1敗の日本は、チュニジアを3-0で下した。第1セット25―14、第2セット25―16と連取。今大会鬼門となっている第3セットも25―15。崖っ縁の状況で今大会初のストレート勝ちを飾った。
 第1セットはミドルブロッカー高橋健太郎(東レ)が今大会初先発。スタートから3連続得点をマークし、9―5から石川祐希(ミラノ)のバックアタックや小野寺太志(サントリー)のブロックなどで一挙4得点で突き放した。終盤には西田有志(パナソニック)が5人の守備陣形を崩して、高橋藍(日体大)がダイレクトのスパイクで沈めるなど見せ場も。大量リードで最後は高橋藍の得点で先取した。

 第2セットは小野寺が2連続得点でミドルをこじ開け、3―2からは石川のスパイク、ブロックなどで4連続得点。終盤には西田、高橋藍のサービスエースが飛び出し、最後は石川が締めた。

 開幕2戦とも歯車が狂いだした第3セットでも集中力を切らさず、日本は今大会初めて“魔の第3セット”を奪ってストレート勝ち。勝ち点3を手にした。次戦は4日にトルコと対戦する。

 ▽パリ五輪への道 出場枠は開催国フランスを含む12。五輪予選は世界ランク上位24カ国(フランスを除く)が参加し、8カ国ずつ3組に分かれて1回戦総当たり戦を行い、各組上位2カ国が出場権を獲得する。残る5枠は来年のネーションズリーグ1次リーグ終了時(6月24日)の世界ランクで決まる。優先されるのは五輪予選で出場枠を獲得できなかった大陸の最上位国。余った枠は出場権を得ていない上位国に与えられる。

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