八村塁 途中出場でチーム最多19得点!“師匠”レブロンからのアリウープダンクで会場沸かす

2023年10月10日 12:48

バスケット

八村塁 途中出場でチーム最多19得点!“師匠”レブロンからのアリウープダンクで会場沸かす
ドリブルで切り込んでいく八村塁(ロイター/USA TODAY)
 NBAレイカーズの八村塁(25)が現地時間9日(日本時間10日)に今季プレシーズンマッチ2戦目となったネッツ戦に途中出場。19分出場してチームトップとなる19得点5リバウンド1アシストの活躍を見せた。チームはネッツに129ー126で勝利して今季プレシーズンマッチ初勝利を飾った。
 八村はプレシーズンマッチ初戦となった現地時間7日(日本時間8日)のウォリアーズ戦は先発出場して12得点7リバウンドの活躍を見せていた。

 この日はベンチスタートで、第1クオーターの残り5分28秒から途中出場した。残り5分6秒には3点シュートを決めて、この試合初得点。さらに残り4分36秒にはプルアップの2点シュートを決めた。第2クオーターには残り1分21秒でレブロン・ジェームズからのアリウープパスでダンクシュートを決め、会場を大きく沸かせた。

 後半戦も得点を重ねて、この試合は19分39秒出場で2本の3点シュートを含む19得点5リバウンド1アシストの活躍でチームの勝利に貢献した。

 オフシーズンはチームメートでNBA界の“KING”ことレブロン・ジェームズとトレーニングに励んだ八村。ジェームズは「塁とはずっと一緒にトレーニングしてきた。彼のポテンシャルはよく分かっていて、これは彼のためでもあり、チームのためでもある」と回顧。

 そして人気空手映画「ベスト・キッド」になぞって「彼のなかにある多くのものを見ている。彼のポテンシャルだけじゃなく、個人として、それに俺たちのボールクラブにおいてどんなことをもたらすことができるかもだ。俺は彼のことをダニエル・サン(弟子役)と呼び、俺はミスター・ミヤギ(師匠役)なのさ」と“師弟関係”になったことをメディアデーで明かした。

 八村にとってもキャリアの中で大きな経験となった。「コート上のことだけじゃなくコート外のことも、例えば身体のケアやウエイトルームでのトレーニング、バスケについてのいろんな話を彼から学んだ」と話し、「シュートやボールハンドリングをたくさん練習したし、それは試合で僕のプレーを助けてくれると思う。レブロンのプレーもよく見たよ。ちょっとしたコツやポイント、フットワークをたくさん彼から学んだ」とジェームズからコート内外問わずに吸収した。

 プレシーズンマッチからジェームズと八村の“師弟コンビ”の連係プレーを見せた試合となった。

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