“進化する美熟女”62歳の佐藤とく子 ボディービル「日本女子フィジーク選手権大会」で躍動

2023年10月10日 06:30

スポーツ

“進化する美熟女”62歳の佐藤とく子 ボディービル「日本女子フィジーク選手権大会」で躍動
第41回日本女子フィジーク選手権に出場した佐藤とく子(撮影・猪俣 健) Photo By スポニチ
 筋肉美の女子最高峰を決める第41回日本女子フィジーク選手権大会(8日、東京・江戸川区総合文化センター)に“進化する美熟女”佐藤とく子(62=ゴールドジムイースト東京)が出場した。
 トップ選手が集う文字通りの日本一決定戦。出場43人中、最長身の1メートル69で、年齢は2番目に高い「あくなき向上心とスイーツがパワーの源」で、パワーアップ続ける62歳の筋肉女子は、堂々のポージングを披露。予選突破はならなかったが「まだまだあきらめません。これからもチャレンジし続けます」と力強く言い切った。

 2018年に女子フィジークデビューし、ボディフィットネス部門にもエントリーする二刀流。通常、年齢を重ねるのに伴い、筋肉細胞の死亡、萎縮は進む。しかし、研究機関の検証では、70歳以上でも筋肉の成長は実証されており、「筋トレ」はアンチエイジングとしても期待されている。佐藤の身体も衰え知らずで、減量期間中でもスイーツを満喫し、トレーニングで消費するパワフルさで年々、進化を遂げている。

 今年9月3日の「第27回日本クラス別ボディビル選手権大会」(京都テルサホール)の女子フィジーク163センチ超級で準優勝。同10日に栃木・県総合文化センターで行われた「オールジャパン・フィットネス・チャンピオンシップス2023」ボディーフィットネス163センチ超級で6位と好成績を残し、日本女子フィジーク選手権に駒を進め「やっと少しトレーニングの成果が出てきた」と手ごたえを口にする。

 もともとはダイエット目的でトレーニングを始めたが、「来年こそは、日本選手権で予選通過できるように、更にトレーニングに励みます。背が高く、細身に見えてしまうので、特に肩周りの胸周りを強化していきたいと思います」と誓っている。

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