ラグビー女子日本代表 イタリアに15―28で敗れ黒星発進 新設国際大会が開幕

2023年10月14日 00:20

ラグビー

ラグビー女子日本代表 イタリアに15―28で敗れ黒星発進 新設国際大会が開幕
女子の新設国際大会WXV2初戦のイタリア戦に敗れた後、オンラインで会見に応じる日本代表のマッケンジー・ヘッドコーチ(左)と長田主将 Photo By スポニチ
 【ラグビーWXV2第1戦   日本15―28イタリア ( 2023年10月13日    南アフリカ・ステレンボッシュ )】 女子15人制の新設国際大会「WXV」の2部が南アフリカで開幕し、世界ランキング10位の女子日本代表「サクラフィフティーン」は同8位のイタリアに15―28で敗れ、初戦を落とした。
 9月30日の前哨戦では敵地でイタリアに25―24で初勝利を挙げていた日本だが、この日はフィジカルで勝る相手のプレッシャーに押される時間帯が続き、4トライを許し敗れた。それでも7点を追う前半21分にWTB松村美咲(東京山九フェニックス)がトライを挙げると、後半15分には途中出場のンドカ・ジェニファ(北海道バーバリアンズディアナ)がチーム2トライ目。後半ロスタイムにも松村がこの日2トライ目を挙げた。

 試合後、オンラインで会見に応じたレスリー・マッケンジー・ヘッドコーチは「いくつかは喜ばしいところがあった。特にスクラムは数週間で取り組み、劇的に良くなった。いくつか賢くないこともしてしまった。だが後半はガッツを見せられた」と総括。昨年のW杯後に新たに主将に就いたフランカー長田いろは(アルカス熊谷)は「結果は残念。ボールをキープできずにプレッシャーを掛けられたのは反省点。まだ2試合あるので切り替えたい」と話した。

 「WXV」は男子に比べて国際試合の機会が少ない女子15人制の発展のために新設され、今年が初開催。W杯イヤーを除く毎年開催される予定で、日本は2部に当たる「WXV2」に編入された。各ディビジョンの参加国数は6で、日本はこの後21日にサモア、27日にスコットランドと対戦する。

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