元大関・小錦が大島部屋で稽古見学 関取目指す力士たちを熱心に指導「一人一人目的を持って」

2023年10月18日 18:07

相撲

元大関・小錦が大島部屋で稽古見学 関取目指す力士たちを熱心に指導「一人一人目的を持って」
大島部屋で行われた合同稽古を見学した元大関の小錦八十吉さん(左)。右は宮城野部屋の大谷(撮影・前川 晋作) Photo By スポニチ
 大相撲の元大関でタレントの小錦八十吉さん(59)が18日、東京都墨田区の大島部屋を訪れて稽古を見学した。
 この日は宮城野部屋、押尾川部屋、浅香山部屋から幕下以下の力士たちが出稽古に訪れており、大人数で熱のこもった申し合い稽古が繰り広げられた。集まった親方、コーチ陣も豪華な顔ぶれ。元関脇・旭天鵬(大島親方)、元大関・魁皇(浅香山親方)、元関脇・魁聖(友綱親方)、元関脇・豪風(押尾川親方)、元幕内・石浦(間垣親方)、元幕内・大喜鵬、元幕下・春日龍が熱心に指導にあたった。

 小錦さんは、部屋を問わずいろいろな力士に対して積極的にアドバイス。大きな体を生かした相撲の大谷(23=宮城野部屋)や激しい突き押しを得意とする風賢央(24=押尾川部屋)、さらには自身と対照的な小兵の雷鵬(26=宮城野部屋)にも、それぞれのタイプに合った的確な指導を行った。

 稽古が終わると、力士たち全員に向けてこう話した。「一人一人目的をしっかり持った方が良い。体が大きくても小さくても関係ない。強くなる稽古をすれば本場所で自分の相撲が取れる。これからもずっと応援しています」。幕内優勝3回を誇るかつての名大関が、次の関取を目指す若い衆に激励の言葉を贈った。

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