国際統括団体ワールドラグビー(WR)は24日、27年にオーストラリアで開催される次回ワールドカップ(W杯)から、参加国数を現在の20から24に拡大すると発表した。出場枠の拡大は、99年の第4回大会で16から20に拡大して以来。開幕は27年10月1日、決勝は11月13日で、大会期間は今回の7週間から6週間に短縮される。
現在は5チーム4組で行われている1次リーグは、4チーム6組となる。1組あたりのチーム数が偶数となることで、今大会と比べて試合間隔は短くなるものの、全チームがほぼ平等の条件になるという。ノックアウトステージには各組上位2位までと、各組3位の上位4チームが決勝トーナメント1回戦に進出、その後に準々決勝、準決勝、決勝と行われる。
また、これまで不定期開催だったパシフィック・ネーションズ・カップ(PNC)を来年から毎年8、9月開催の定期戦化し、日本、米国、カナダ、フィジー、サモア、トンガの6カ国が参加すると発表した。順位決定戦は日本と米国での隔年開催になるという。