×

【前相撲】日体大出身ダライバートルが「旭海雄」のしこ名で初陣白星 しこ名の由来は本名から

2023年11月14日 10:38

相撲

【前相撲】日体大出身ダライバートルが「旭海雄」のしこ名で初陣白星 しこ名の由来は本名から
<大相撲九州場所3日目>前相撲で前田(右)を破る旭海雄(撮影・岡田 丈靖) Photo By スポニチ
 【大相撲九州場所3日目 ( 2023年11月14日    福岡国際センター )】 今場所の新弟子検査に合格した3人と、先場所合格した1人の計4人による前相撲が始まった。
 先場所の新弟子検査に合格したモンゴル出身のシャグダルスレン・ダライバートル(23=大島部屋)が「旭海雄(きょくかいゆう)」のしこ名で初土俵を踏んだ。今場所の新弟子検査に合格した沖縄・中部農林高3年の前田(17=安治川部屋)と対戦。1メートル73、83キロの小兵を相手に立ち合い低く当たって右腕を手繰ってとったり気味に突き落とした。今年2月に大島部屋へ入門し、研修期間を経てようやく初土俵。「長かった。やっと土俵に上がれたな」と初めての舞台をかみしめた。

 しこ名の「旭海雄」は、同じモンゴル出身の師匠・大島親方(元関脇・旭天鵬)が命名。本名の「ダライバートル」はモンゴル語で「海の英雄」を意味しており、「海」と「雄」の文字を入れた。しこ名の下の名は「蓮(れん)」。師匠の長男と同じ名前をつけた。

 今場所幕下15枚目格付け出しで初土俵を踏んだ昨年の学生横綱・阿武剋(23=阿武松部屋、本名=チョイジルスレン)とは16年春に同じ飛行機で来日し、神奈川・旭丘高、日体大でも同期で「ずっと一緒にいる」という間柄。初土俵も同じ場所となり、スタートの番付は違うものの「早く同じ位置に行って相撲取りたい」と出世を見据えた。


 ◇旭海雄 蓮(きょくかいゆう・れん)本名=シャグダルスレン・ダライバートル。2000年(平12)4月4日生まれ、モンゴル出身の23歳。16年春に来日し、神奈川・新名学園旭丘高に相撲留学。2年時に全国高校選抜大会3位。3年時に関東大会無差別級3位。日体大1年時に東日本新人戦3位。2年時に東日本学生体重別135キロ以上級3位、全国学生体重別135キロ以上級3位、全日本選手権8強。4年時に全国学生選手権16強。今春、大島部屋に入門。1メートル80、142キロ。

おすすめテーマ

スポーツの2023年11月14日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム