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【前相撲】三段目付け出し権利放棄の長谷川が圧勝デビュー「楽しみと不安もあった」

2023年11月14日 11:13

相撲

【前相撲】三段目付け出し権利放棄の長谷川が圧勝デビュー「楽しみと不安もあった」
<大相撲九州場所3日目>前相撲で大志山(右)を破る長谷川(撮影・岡田 丈靖) Photo By スポニチ
 【大相撲九州場所3日目 ( 2023年11月14日    福岡国際センター )】 今場所の新弟子検査に合格した3人と、先場所合格した1人の計4人による前相撲が始まった。
 青森・五所川原農林高3年の長谷川(17=安治川部屋)は、花咲徳栄高野球部出身の大志山(18=立浪部屋)を下して初土俵を白星で飾った。踏み込んで右を差して一気の寄り。力の違いを示す完勝だった。

 長谷川は今年の全国高校総体で3位に入り、9月に付け出し制度が改定されたことで三段目最下位格付け出しの資格を獲得。しかし「下から自分の力をつけていこう」と自らその権利を放棄して前相撲からデビューすることを選択した。

 「アマチュアとは空気が違う」と初めて上がった大相撲の土俵の雰囲気を実感。「楽しみと不安もあった」というが、まず1勝を挙げたことで「緊張はほぐれたと思う」と明日以降の取組へ前を向いた。

 ◇長谷川 力響(はせがわ・かおと)2005年(平17)11月25日生まれ、青森県つがる市出身の17歳。つがる旭富士ジュニア相撲クラブで小4から相撲を始め、五所川原農林高2年時に全国高校選抜大会団体戦優勝。3年時に全国高校金沢大会団体戦準優勝、全国高校総体個人戦3位、団体戦3位。1メートル83、131キロ。得意技は右四つ、寄り、吊り。

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