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【第100回早慶戦】節目の定期戦は早大に軍配　計6トライで慶大に完勝

2023年11月23日 15:54

ラグビー

【第100回早慶戦】節目の定期戦は早大に軍配　計6トライで慶大に完勝
＜早大・慶大＞前半、トライを決めボールを手に雄たけびを上げる早大・佐藤（中央）（撮影・久冨木　修）　 Photo By スポニチ
 【ラグビー関東大学対抗戦Aグループ   早大43―19慶大 （ 2023年11月23日    東京・国立競技場 ）】 1922年に始まり節目の100回目の定期戦を迎えた伝統の一戦は、早大が43―19で慶大を破った。通算の対戦成績は早大の73勝7分け20敗となった。対抗戦では早大が5勝目（1敗）を上げ、総勝ち点24で3位。慶大は3敗目（3勝）で総勝ち点は14のままで5位。
　試合は前半4分、早大がキックカウンターから攻勢に出ると、フェーズを重ねて最後はSH島本陽太（4年）が先制トライ。同10分にはフランカー安恒直人（3年）、20分にはFB伊藤大祐主将（4年）と3連続トライを挙げ、主導権を握った。

　一方の慶大は同23分、SO山田響（4年）が転がしたグラバーキックを自ら確保してそのままトライ。同34分には敵陣ゴール前でFW勢が15次以上の攻撃を重ね、最後はフッカー中山大暉（3年）がねじ込み2トライ目。離されまいと意地を見せた。

　28―14で折り返した後半は、開始早々に早大が伊藤、フッカー佐藤健次（3年）、WTB矢崎由高（1年）とパスをつなぎ、自陣から一気にトライ。その後はPGで3点を加えると、試合終了間際にも1トライを追加した。

　試合は100回目の定期戦を記念し、1987年以来36年ぶりに国立競技場で行われ、2万7609人の観衆を集めた。

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