【第100回早慶戦】早大・伊藤主将「100回目の意味をかみ締めた」節目の勝利に感慨深げ

2023年11月23日 17:25

ラグビー

【第100回早慶戦】早大・伊藤主将「100回目の意味をかみ締めた」節目の勝利に感慨深げ
<早大・慶大>前半、早大・伊藤がトライ(撮影・篠原岳夫) Photo By スポニチ
 【ラグビー関東大学対抗戦Aグループ   早大43―19慶大 ( 2023年11月23日    東京・国立競技場 )】 節目の100回目の定期戦を迎えた伝統の一戦は、早大が43―19で慶大を破り、通算対戦成績を73勝7分け20敗とした。試合は36年ぶりに国立競技場で行われ、2万7609人の観衆を集めた。
 早大は前半4分にSH島本陽太(4年)が先制トライを挙げると、同20分までに計3トライを挙げ主導権を握った。28―14で迎えた後半3分には、自陣から相手の虚を突くカウンター攻撃で、最後はWTB矢崎由高(1年)がトライ。終始セーフティーリードを保ち、追いすがる慶大を振り切った。

 記念すべき1勝を挙げた大田尾竜彦監督は、「(早慶戦の歴史は)一つの財産。OBが見ていて、納得するような、早稲田らしいプレーがいくつ出せるか、責任がある試合。そこを乗り越えれば、個人としてもチームとしても成長できる試合」と話し、完勝劇に納得の表情。FB伊藤大祐主将(4年)も「普段とは違う試合と感じないようにしたが、感じてしまうもので、100回目の意味をかみ締めた」と歴史の重みを感じた様子だった。

 早大はこれで5勝目(1敗)となり、総勝ち点24で暫定3位。対抗戦も残すは12月3日の明大戦(東京・国立競技場)で、優勝の可能性はないものの、再び伝統の一戦に臨むことに。伊藤主将は「明大戦に懸ける気持ちをつくっていきたい」と必勝を誓った。

おすすめテーマ

2023年11月23日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム