【霧島優勝一夜明け会見】「親方のおかげで自分の人生変わった」横綱の存在は「神様」

2023年11月27日 15:24

相撲

【霧島優勝一夜明け会見】「親方のおかげで自分の人生変わった」横綱の存在は「神様」
優勝一夜明け会見で笑顔を見せる霧島(撮影・前川 晋作) Photo By スポニチ
 大相撲九州場所で4場所ぶり2度目の優勝を果たした大関・霧島(27=陸奥部屋)が27日、福岡市南区の宿舎で一夜明け会見を行った。来年4月に65歳の定年を迎える鹿児島県出身の師匠・陸奥親方(元大関・霧島)にとって最後の地元九州場所で「2代目・霧島」が大関として初優勝。初場所(来年1月14日初日、東京・両国国技館)では綱獲りに挑む。
 ――優勝から一夜明けた今の心境は?

 「ちょっと落ち着いています。昨日は忙しかったけど、ちゃんと眠れてます」
 ――今場所を振り返って。

 「初日から3日間はすごく良い相撲を取って、親方からも“調子良いな、安心できるな”と言われた。そのあと高安関や豪ノ山関に負けてあまり自分から攻めれてなかったので自分でも“どうしたのかな?”と思った。その日に調子良いままいっていたら全勝優勝か分かんないですけど(笑い)」

 ――最終盤は熱海富士と一騎打ちの優勝争いに。

 「(熱海富士は)先場所も優勝決定戦ですよね。すごいなと、何か持っているなと、特別な何かがあると思う。でも当たる時はそういうことを考えず、自分のできることを信じていこうと思った。(自分の)番付は大関だし、そこで負けたらよくないなと思った」

 ――綱獲りに挑む来場所へ何を大事にしていきたい?

 「ちょっと1週間休んでから考えます(笑い)。今から考えると緊張して休みがなくなっちゃうので。大事な場所っていろいろ考えすぎて体壊すとかもあるので、いつも通りでいきたいなと思います」

 ――横綱とはどんな存在?

 「一番上、神様ですね」

 ――師匠はどんな存在?

 「親方のおかげで自分の人生変わったので、ありがたい気持ちしかない。たまに稽古場で調子悪いと怒られるけど、次の日は調子良くなる。親方に怒られると調子がどんどん上がる(笑い)。親方の言葉ってすごく強いので」

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