尊富士と欧勝海が新十両昇進!白鷹山と栃武蔵は再十両 對馬洋は関取復帰ならず

2023年11月29日 09:40

相撲

尊富士と欧勝海が新十両昇進!白鷹山と栃武蔵は再十両 對馬洋は関取復帰ならず
新十両昇進が決まり、ポーズをとる尊富士 Photo By 共同
 日本相撲協会は29日、福岡国際センターで初場所(来年1月14日初日、東京・両国国技館)の番付編成会議を開き、尊富士(24=伊勢ケ浜部屋)と欧勝海(22=鳴戸部屋)の新十両昇進が決まったと発表した。また、白鷹山(28=高田川部屋)と栃武蔵(24=春日野部屋)の再十両も決まった。
 青森県五所川原市出身の尊富士は、鳥取城北高、日大を経て22年秋場所で初土俵。序ノ口、序二段、三段目をそれぞれ1場所で通過するなどスピード出世で番付を上げて関取の座を手中に収めた。初土俵から所要8場所での新十両昇進は、部屋の兄弟子・熱海富士(21)らに並ぶ7位タイの記録。鳥取城北高出身では名古屋場所の天照鵬(21=宮城野部屋)以来19人目、日大出身では先場所の日翔志(26=追手風部屋)以来58人目の関取誕生となった。

 欧勝海は、来場所の新入幕が確実な大の里(23=二所ノ関部屋)と同じ石川県津幡町出身で新潟・海洋高の1学年後輩に当たる。20年春場所で初土俵を踏んでから1年半で幕下上位まで番付を上げるも、左肩関節唇のケガで手術を受け序二段まで番付を落とした。復帰から1年半、負け越しなしで番付を戻して自己最高位の西幕下2枚目で臨んだ九州場所で見事勝ち越し。海洋高出身では王輝(中退)、大の里、高橋に続いて4人目の関取誕生となった。

 白鷹山は2場所ぶり、栃武蔵は5場所ぶりの関取復帰。西幕下4枚目で千秋楽に十両・貴健斗を破って勝ち越した對馬洋(30=境川部屋)の再昇進は見送られた。昇進が4人のため、十両からは伯桜鵬、貴健斗、日翔志、東龍の4人が陥落すると予想される。

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