柔道GS東京大会が開幕 近年屈指のハイレベルな大会に 注目階級は最終日に固まるいびつな形態に

2023年12月02日 10:20

柔道

柔道GS東京大会が開幕 近年屈指のハイレベルな大会に 注目階級は最終日に固まるいびつな形態に
東京体育館で開幕した柔道グランドスラム大会 Photo By スポニチ
 【柔道グランドスラム東京大会第1日 ( 2023年12月2日    東京体育館 )】 24年パリ五輪の日本代表選考会を兼ねた大会が、東京体育館で開幕した。大会は2日、3日の2日間にわたって行われ、初日の2日は男子73キロ級、81キロ級、90キロ級、女子57キロ級、70キロ級、78キロ超級の計6階級が行われる。
 GS東京大会は例年11月末~12月初旬に開催されているが、近年は12月中旬により格付けの高いマスターズ大会が行われていたため、海外のトップ選手は軒並みGS東京大会を回避し、レベルの低下を招いていた。しかし今年はマスターズ大会が8月に終了済み。阿部兄妹ら日本のトップ選手もこぞって出場し、近年屈指のハイレベルな争いが各階級で見られそうだ。

 2日は男子73キロ級の橋本壮市(パーク24)、81キロ級の永瀬貴規(旭化成)、90キロ級の村尾三四郎(JESグループ)と3人のパリ五輪代表内定選手が登場。3日は阿部兄妹、男子100キロ超級の斉藤立(国士舘大)らパリ五輪代表が登場するほか、五輪代表が未決定の男子60キロ級、100キロ級、女子63キロ級、78キロ級が実施され、今大会の結果で代表選手が決まる公算が高まっている。

 大会は2日間開催の場合、両日に7階級ずつ行われるのが通例だが、今回は2日に6階級、3日に8階級という異例の配分に。五輪代表未決定で注目が集まる4階級は全て3日に行われる、いびつな形態で開催される。

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