【陸上】田中希実、5000mでパリ五輪出場決定ならず「一番良い時の感じではなかった」

2023年12月02日 18:31

陸上

【陸上】田中希実、5000mでパリ五輪出場決定ならず「一番良い時の感じではなかった」
<日体大記録会>5000メートルを走り終えた田中(右)と広中(撮影・島崎忠彦) Photo By スポニチ
 陸上の日体大陸上長距離競技会が2日、横浜市で行われ、女子5000メートルで8月の世界選手権8位入賞の田中希実(ニューバランス)は15分7秒40で2位だった。来夏のパリ五輪の参加標準記録(14分52秒00)を突破すれば、出場が決まったが、次戦以降に持ち越しとなった。世界選手権1万メートル7位入賞の広中璃梨佳(日本郵政グループ)が田中と0秒03差の3位だった。
 14分29秒18の日本記録保持者の田中だが「最初からしんどかった。一番良い時の感じではなかった」と言い「その中でもタイムを切るのは最低限の目標だった。無理でも最後まで諦めないことを意識した」と振り返った。

 今大会が年内のトラックラストレース。年内は、リフレッシュを兼ねてホノルルでの1マイルレースに参加。その後は沖縄・宮古島で合宿を張り、年越しを迎えるという。「心から楽しむのはできないタイプ。体だけでも12月は休みたい」と話した。

 2023年を「山あり谷あり」と振り返り、来年に向けて「目指すところは変わらない。いろんなレースで強くなりたい、速くなりたい。パリ五輪に(1500メートルと)2種目出て結果を残すのが目標。そこに向かうスタンスは今までと変わらない」と語った。

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