【柔道GS東京大会】悩める東京五輪王者・永瀬貴規が3回戦敗退「思うような柔道できず」

2023年12月02日 11:59

柔道

【柔道GS東京大会】悩める東京五輪王者・永瀬貴規が3回戦敗退「思うような柔道できず」
<柔道グランドスラム東京大会第1日>男子81キロ級、3回戦で姿を消した永瀬貴規(左)(撮影・小海途 良幹) Photo By スポニチ
 【柔道グランドスラム東京大会第1日 ( 2023年12月2日    東京体育館 )】 男子81キロ級3回戦で、来年のパリ五輪代表に内定している永瀬貴規(旭化成)が、アゼルバイジャン選手にゴールデンスコアの延長戦の末、累積始動3による反則負けを喫した。
 初戦の2回戦でドミニカ共和国選手を破った永瀬だが、3回戦は指導で先行を許し、延長戦に突入。延長1分36秒、相手が奥襟を取ってきた際に頭を上げたところ、不運にも指導対象となる首抜きとなり、3つめの指導が飛んで敗れた。

 相手選手の組み手のうまさ、パワーや上背もあり、打開策を見いだせないまま敗れた永瀬。「悔しいです。苦しい展開が続き、なかなか思うような柔道ができなかった。先手が大事だが、なかなかその課題の克服が難しい」と悩める胸中を語った。

 16年リオデジャネイロ五輪で銅メダル、21年東京五輪では悲願の金メダルを獲得している永瀬。その後もコンスタントに実戦に出場しているものの、これで国際大会では6大会連続で優勝なし。年が明ければ早くもパリ五輪が迫る中、「パリ五輪で最後に笑って終えられるように、今は苦しい時期だが、下を向かずに前だけを向いて進んでいきたい」と口元を引き締めた。

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