【GPファイナル】史上初 SPで4回転半成功のマリニン「モチベーションのベースに」首位で9日フリーへ

2023年12月07日 21:32

フィギュアスケート

【GPファイナル】史上初 SPで4回転半成功のマリニン「モチベーションのベースに」首位で9日フリーへ
<GPファイナル第1日>男子SP、演技をするイリア・マリニン(撮影・小海途 良幹) Photo By スポニチ
 【フィギュアスケート・GPファイナル第1日 ( 2023年12月7日    中国・北京 )】 男子ショートプログラム(SP)が行われ、イリア・マリニン(19=米国)が、史上初の偉業を達成して首位に立った。
 今季は封印していた超大技クワッドアクセル(4回転半ジャンプ)を、ついに解禁。昨季フリーで決めたことはあったが、この日は史上初めてSPで成功。出来栄えで3・04点の加点を引き出した。

 2位だった11月のフランス杯後にSPへの投入を決断。「長年のアイデアだった。モチベーションのベースになっていた」。4回転半以降も完璧で、自己ベストの106・90点はこの日、自身より前に滑った宇野昌磨の106・02点を上回る今季世界最高だった。

 勝負のフリーは9日。ライバルを圧倒するジャンプ構成で、19歳が初優勝を狙う。

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