全国高校ラグビー27日開幕 初出場でBシードの関大北陽 SO羽根田「必ず8強は超えないと」

2023年12月26日 09:00

ラグビー

全国高校ラグビー27日開幕 初出場でBシードの関大北陽 SO羽根田「必ず8強は超えないと」
関大北陽フィフティーン Photo By スポニチ
 第103回全国高校ラグビー大会は27日に大阪府東大阪市の花園ラグビー場で開幕する。初出場でBシードに選出された関大北陽(大阪第1)は初戦となる30日の2回戦で、天理(奈良)―早実(東京第1)の勝者と対戦する。全国屈指の激戦区を勝ち抜いた誇りを胸に、目標の8強入りを目指す。
 目標に掲げる8強入りは司令塔の出来にかかっていると言っていい。初出場でBシードに選出された関大北陽。記念すべき初陣は30日で、天理―早実の勝者と激突する。梶村真也監督(42)が攻撃のキーマンに挙げるSO羽根田陸(3年)は聖地で戦うイメージを膨らませた。

 「キックゲームで、いかにFWを前に出すことができるか。ゲームメークが大切になってくると思います」

 ことしの春先。リーグワン神戸のFBで、W杯フランス大会日本代表の山中亮平が同校を訪れた。そこでキックのこつを学ぶ機会に恵まれた。「ハイパントのキャッチングやキックの蹴り方を教えてもらいました」。日本を代表するロングキックの名手から学んだ技術を聖地で披露できれば、勝機は広がる。

 エリアマネジメントにたけ、ランやキック、パススキルも高い。大阪第1地区決勝の前半に右手小指を骨折。誰にも告げずにグラウンドに立ち続け、後半1分にトライを奪った。「大阪から出場する以上、必ず8強は超えないといけない」。使命感に燃える10番が攻撃の起爆剤になる。

 ☆初出場でシード選出☆ 初出場の関大北陽(大阪第1)が10校あるBシードの一つに選出された。初出場校のシード選出は、1996年度(第76回大会)の桐蔭学園(神奈川)以来、27大会ぶり。

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