奥原希望が初戦圧勝「若手にもまれながらベテランも頑張りたい」 前日深夜まで相手決まらず、運営に喝も

2023年12月26日 15:38

バドミントン

奥原希望が初戦圧勝「若手にもまれながらベテランも頑張りたい」 前日深夜まで相手決まらず、運営に喝も
プレーの合間に笑顔を見せる奥原希望(撮影・福永稔彦) Photo By スポニチ
 【バドミントン全日本総合選手権第2日 ( 2023年12月26日    東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ )】 女子シングルス1回戦で、2年ぶり6度目の優勝を狙う奥原希望(28=太陽ホールディングス)が織田遥(日大4年)に2―0(21―15、21―8)で快勝した。
 五輪、世界選手権でメダルを手にしてきた実力者は「若い選手に対して、しっかりシャトルを交えながらいろんなことを伝えられたらと、あまり気負いなく楽しくバドミントンができたらと思った」と余裕を漂わせた。

 1回戦の対戦相手、試合時間が前日深夜まで決まらなかった。奥原は「運営側も大変だと思うけど、変わらないと選手もついていかないし、競技としても発展しない。カツを入れなきゃいけない部分かなと思う」と運営側の改善を訴えた。

 この日は多くの観客が訪れた。それだけに「凄くお客さんが入っていた。それはサプライズだったし、うれしい。ファンに対して、おざなりにならない運営をしてほしい」と語気を強めた。

 全日本総合選手権では、2011年に初優勝し、19~21年には3連覇を飾るなど過去5度の優勝を誇る。「今日も波乱があって全日本総合っぽいと思った。そういう緊張感を乗り越えていかなきゃいけない舞台。若手にもまれながらベテランも頑張りたい」と6度目の優勝を見据えている。

おすすめテーマ

2023年12月26日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム