パリ五輪目指す大堀彩が快勝発進「優勝したい気持ちがある」バドミントン全日本総合

2023年12月26日 15:13

バドミントン

パリ五輪目指す大堀彩が快勝発進「優勝したい気持ちがある」バドミントン全日本総合
大堀彩(撮影・福永稔彦) Photo By スポニチ
 【バドミントン全日本総合選手権第2日 ( 2023年12月26日    東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ )】 女子シングルス1回戦で日本代表の大堀彩(27=トナミ運輸)が永渕妃香(18=北国銀行)を2―0(21―15、21―15)で破った。
 終始主導権を握り初戦を突破した大堀は「初戦はあたふたする印象があるので気を引き締めた。今日も思ったようにいかなかったけど、勝ち切れたのは大きな収穫」とホッとした表情を浮かべた。

 前日深夜まで相手と試合時間が決まらなかった。「(試合時間は)12時過ぎに知った。正直戸惑った。寝たのは12時半過ぎ。試合前に12時半まで起きていることはない」と調整に影響があったことを示唆。「もう少し選手がいいパフォーマンスで戦える環境があれば」と改善を訴えた。

 昨年は決勝で山口茜に敗れて準優勝。今年は山口が出場していないが「この大会で私は優勝経験がない。誰がいてもいなくても優勝したい気持ちがある」と初優勝への意欲を口にし「来年の(五輪代表争い)レース最後の4カ月にいい形で入って行ける大会になれば」と来年4月に決まるパリ五輪代表争いにも視線を向けた。

 世界ランクでは3位の山口に次ぐ15位に付けており五輪代表争いで優位な立場にいる。ただ奥原希望が今月国際大会で2大会連続優勝を飾り現在26位と猛追されている。

 大堀は「追われる立場でもあり、追う立場でもある。そこを乗り越えてのオリンピックだと思う。でもあまり意識しすぎずやっていく」と冷静に話した。

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