【高校ラグビー】東福岡は連覇に届かず 高比良主将「ただただ悔しい」

2024年01月08日 06:00

ラグビー

【高校ラグビー】東福岡は連覇に届かず 高比良主将「ただただ悔しい」
<桐蔭学園・東福岡>応援団にあいさつする東福岡フィフティーン(撮影・北條 貴史) Photo By スポニチ
 【第103回全国高校ラグビー 決勝   東福岡5ー8桐蔭学園 ( 2024年1月7日    花園ラグビー場 )】 東福岡の連覇は分厚い防御に阻まれ、3点差で届かなかった。後半終了間際、最後の攻撃も相手ゴールライン前での反則で終わり、逆転の機運がしぼんだ。選抜大会決勝で敗れた桐蔭学園にリベンジできず、選手たちは涙した。高校日本代表候補のNo.8高比良主将(3年)は「ただただ悔しい。あそこまで攻めていたけど、守り切るのは桐蔭学園さんの強さ。完敗だった」と肩を落とした。
 前半から激しいコンタクトバトルを繰り広げた。相手の23次攻撃を防ぐなど必死に対抗。ただ、ミスや反則で流れを手放した。後半は1トライを返し、相手の攻撃を無失点に封じたが、準決勝まで4試合206得点の攻撃力は影を潜めた。

 3点差で屈したとはいえ、前回決勝でプレーした選手は一人もいない。ライバルをあと一歩まで追い詰め、藤田雄一郎監督(51)は「すごく成長した一年間。チームの誇り」と選手を称えた。 (杉浦 友樹)

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