リーグワン神戸「1・17」の灯籠点灯で黙とう「我々のプレーが誰かの勇気に」

2024年01月17日 12:37

ラグビー

リーグワン神戸「1・17」の灯籠点灯で黙とう「我々のプレーが誰かの勇気に」
灯籠を前に、肩を組んで黙とうをささげる神戸の選手たち Photo By スポニチ
 ラグビー・リーグワンの神戸は、阪神・淡路大震災から29年が経過した17日、午前8時から神戸市灘区のクラブハウスで灯篭を点灯した。
 「1・17」の文字をつくり、灯籠を点灯。選手たちは肩を組んで黙とうをささげた。多くの人が犠牲となった阪神・淡路大震災では、日本選手権で7連覇を達成した直後の神戸も被災。灘浜グラウンドは液状化現象でほぼ使えず、市営グラウンドを転々とした。

 厳しい社会情勢でも、会社はラグビー部の活動継続を決断。周囲の「頑張って」という声を支えに歩んできた。
 福本正幸チームディレクターは、以下のようにコメントした。

 「阪神淡路大震災で亡くなった方々を追悼するとともに、令和6年能登半島地震によりお亡くなりになられた方々に謹んでお悔やみ申し上げますとともに、被災された皆さまに心からお見舞い申し上げます。

 29年前に阪神淡路大震災を経験したコベルコ神戸スティーラーズは、その際に多くの皆さまからご支援や励ましのお言葉を賜り、被災された神戸の皆さまと支え合い、助け合いながら復興を成し遂げました。

 その経験から我々は、ラグビーを通じて“きずな・支えあう心”“やさしさ・思いやり”の大切さを語り継いでいきたい、我々のプレーが誰かの勇気につながってもらいたい、という思いを大切にして、これからも活動して参ります」

 チームは1月1日に発生した能登半島地震を受け、14日の東京ベイ戦(ノエスタ)で被災者支援、復興に向けた募金活動を実施。公式YouTubeやSNSなどでメッセージ動画も公開している。

おすすめテーマ

2024年01月17日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム