大関・霧島 悔し2敗目 朝乃山は痛い全勝ストップ 琴ノ若、大の里ら1敗キープ 照は冷静に6勝目

2024年01月21日 17:56

相撲

大関・霧島 悔し2敗目 朝乃山は痛い全勝ストップ 琴ノ若、大の里ら1敗キープ 照は冷静に6勝目
翔猿(右)に押し出しで敗れる霧島(撮影・久冨木 修)  Photo By スポニチ
 大相撲初場所は21日、両国国技館で8日目の取組が行われた。唯一の無敗で単独トップの西前頭7枚目・朝乃山(29=高砂部屋)は、玉鷲(39=片男波部屋)にすくい投げで敗れ初黒星を喫した。
 ただ一人初日から7連勝で臨んだ一戦。玉鷲の攻めに耐えながらの取組となったが、最後は右足首をひねるような形で転がり落ちた。取組後は足を引きずる様子はなく、自力で歩いていた。ここまで全勝できていたが、今後の取組へ手痛い1敗となった。

 大関・霧島は翔猿に押し出しで敗れ2敗目。前日の取組では行司の木村容堂がバランスを崩して転倒。しかも烏帽子(えぼし)と草履が脱げるアクシデントが発生したが「当たった感じはあった。でも落ち着いて取れて良かった」と冷静に対処していたが、痛い1敗となった。

 横綱・照ノ富士は竜電を寄り切りで下した。竜電の粘りに屈せず、冷静に6勝目を挙げた。

 関脇・琴ノ若は小結・高安が休場となったため不戦勝で7勝目。高安の休場理由は「インフルエンザB感染」と「急性腰痛症の再発」。20日の夕方から発熱があり「インフルエンザによる急性腰痛所の増悪」で「約10日間の自宅療養及び安静加療を要する見込み」とされた。高安の休場は今場所2度目で通算16度目となった。

 関脇・大栄翔と翠富士の対決は、大栄翔が攻めるも翠富士も対抗した。最後は大栄翔が振り切り、はたき込みで勝利。6勝2敗とした。大の里は遠藤を押し出しで破り1敗を守った。阿武咲は島津海をすくい投げで下し、7勝目を挙げた。

 大関・豊昇龍は北勝富士を破り6勝目。北勝富士は豊昇龍に押し倒され、背中から倒れた。かなり痛そうな表情を見せ、車椅子で運ばれていった。

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