ヨガ×ダイエット、痩せるポイントをホットヨガスタジオLAVAのトップインストラクターから学ぶ
2024年02月07日 09:00
「瘦せたい」「運動しなきゃ」と、ダイエット目的でヨガへ通う人は多いでしょう。ヨガを続ける上で、筋肉のストレッチや血流促進というフィジカル面での効果はもちろん、ストレス解消やリラックスなどのメンタル面での効果も期待したいポイントです。
今回はホットヨガスタジオLAVA(ラバ)のトップインストラクター大城若菜さんに、ヨガがダイエットや健康面にどんなメリットを与えるのか、痩せるために気をつけたいこと、おすすめのポーズなどを教えてもらいました。
──ヨガにはどのような役割(効果)が期待できますか?
呼吸とともに筋肉や関節を動かすことで、ダイエットやむくみ、肩こり、冷え解消改善などの効果が期待できます。また、血液循環が良くなることで有害物質を排出しやすくなるため、美肌や便秘解消にも効果的です。
さらに、呼吸が深まることでリラックスでき、自律神経やホルモンバランスを整える効果も感じられます。
──ヨガはダイエットにおいて、どのようなメリットがありますか?
ヨガは呼吸を丁寧に行うため、深呼吸による代謝アップ効果が期待できます。
また、さまざまなポーズを通して筋肉や関節を動かし、血液循環が良くなることでも代謝アップにつながるため、痩せやすいカラダづくりに役立ちます。
──ヨガとホットヨガにおいて、ダイエット効果に違いはありますか?
根本的な違いはありませんが、ホットヨガにはカラダを芯から温め、代謝を上げる効果があるため、冷え性や代謝が悪い方にとっては、ダイエット効果をより感じると思います。
どちらも大切なのは、短期での効果を期待するのではなく、継続することです。
ホットヨガスタジオLAVAのウッドストーン・スタジオ
──ホットヨガッスタジオLAVAのスタジオプログラムで、ダイエット効果が特に期待できるのはどのプログラムでしょうか?
どのプログラムにおいてもダイエット効果は期待できるのですが、「ヨガビギナー」「ほっそり二の腕ヨガ」「お腹引き締めヨガ」「ネイチャーフィールヨガ」は特におすすめです。
普段なかなか意識をしないような箇所を集中的に動かしていくため、より全身がほぐれ、血行がよくなる感覚を得られると思います。
とくに「ネイチャーフィールヨガ」は、音楽に合わせて流れるようにポーズをとっていくため有酸素運動に近く、楽しみながらカラダを動かすことができます。
──ダイエットに効くおすすめのポーズを教えてください。
全身の引き締めに効果的な「板のポーズ」から「下向き犬のポーズ(ダウンドッグ)」を続けて行う動きを紹介します。この動きには、ダイエット効果はもちろん、血行促進や肩こり解消など効果も期待できます。
① 四つ這いになる。手を肩幅、足を腰幅に開く。
② 四つ這いから、片足ずつ足を後ろに引き、つま先を立てる。お腹の力が抜けやすいため、薄く凹ませておきましょう。
➂ かかとからつむじが一直線になるように、お腹を凹ませ、手で床を強く押す。
全身の引き締めに効果的な「板のポーズ」の完成です。この状態で10〜30秒ほどキープをします。
④ 板のポーズから、大きく息を吐いてお尻をななめ後ろに引く。血行促進や肩こり解消などにも効果的な「下向き犬のポーズ」へ。
呼吸を整えた後は、再び「板のポーズ」へ戻り、③④の動きを3セット繰り返します。
──ヨガは、ダイエット以外にどのような効果が期待できますか?
呼吸を丁寧に繰り返しながら動くため、自律神経が整い、リラックス効果やリフレッシュ効果が期待できます。
それ以外にも、睡眠の質の向上やストレス解消にも効果が高いとされるため、忙しい現代人にはぴったりでしょう。
──個人差はあるかと思いますが、どれくらいの頻度・期間で行えば変化を感じられるでしょうか。推奨期間を教えてください。
1日30~60分、週2~3回をベースに続けると変化は感じやすいと思います。ダイエット目的でしたら、ある程度、運動強度が高いポーズやレッスンを選ぶと効果を得やすくなります。
──ヨガをする上で、おすすめの時間帯はありますか。
朝、夜です。
朝であれば、起床後~朝食前に行うことでカラダがすっきり目覚めます。代謝が上がり、脂肪燃焼の促進にもつながります。
夜であれば、就寝前に行うことでカラダがほぐれて、疲労回復やリラックス効果が高まり、睡眠の質を上げる効果も期待できます。
──ダイエット効果が出にくい人と出やすい人には、どのような違い(特徴)がありますか?
基礎体温に違いがあることが多いです。
体温が高い方は基礎代謝も高いため、日常生活や運動時における燃焼効果が高く、ダイエット効果が出やすいと感じます。
──ヨガとピラティスで迷っている人へのアドバイスをお願いします。
どちらも「呼吸」を大切にし、インナーマッスルを鍛えるという点においておすすめです。ピラティスはエクササイズの一種で、マットの上で行うものやマシンを使うものなどさまざまな種類があります。
また、ヨガにもアクティブ系のものからリラックス系のものまで多くのクラスがありますので、迷われている方は一度どちらも体験してみて、自身にとってより心地よく日常に取り入れやすいものを選ぶと良いのではないでしょうか。
──ヨガ前後の食事について、気をつけるべきことはありますか。
レッスン前は、エネルギーになる炭水化物や糖分を比較的多く含む食事を軽めにとるのがよいでしょう。ただ、満腹まで食べてしまうと、運動中に気分が悪くなることもあるため、軽めに済ませることをおすすめします。
レッスン後は、いつも以上に栄養を吸収しやすい状態になっているため、ダイエットを心掛けるのであれば、2時間ほど時間を空けてから食事をとるようにしましょう。
インストラクタープロフィール
大城若菜(おおしろわかな)
沖縄出身・創作ダンスで海外での公演経験あり。周りを笑顔にする明るさが魅力のLAVAトップインストラクター若手のホープ。
◆保有資格 / 修了課程等
・ヨガニドラ指導者養成講座 修了
・ムドラーヨガ指導者養成講座 修了
◆Instagram:wakanaoshiro.lava.wakky
<Edit:編集部/Photo:LAVA>
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