【サーフィン】16歳・池田美来 24年の目標は「QSと世界ジュニアで優勝」スポニチ東京本社を訪問

2024年02月14日 13:24

サーフィン

【サーフィン】16歳・池田美来 24年の目標は「QSと世界ジュニアで優勝」スポニチ東京本社を訪問
スポーツニッポン新聞社東京本社を訪れたプロサーファーの池田美来 Photo By スポニチ
 プロサーファーで22、23年世界ジュニア選手権日本代表の池田美来(みらい、16)が14日、東京・越中島のスポーツニッポン新聞社東京本社を訪れた。今週末には24年初戦のためにオーストラリアへ出発するホープは、「今年の目標はQS(プロ最高峰チャンピオンシップツアー=CTの予選シリーズ)と、世界ジュニア選手権(5月、エルサルバドル)で優勝することです」と抱負を語った。
 池田は先週に米ハワイから帰国したばかり。昨年12月20日から1カ月半滞在し、世界屈指のサーフスポットで知られるオアフ島ノースショアなどでみっちりとトレーニングを積んできたという。

 特に後半は21年東京五輪金メダリストで、5度のCT総合王者でもあるカリッサ・ムーア(米国)の父・クリス氏のコーチングを受け、スキル、戦術などを磨いてきたという。

 QSは1月もフィリピンなどで開催されていたが、あえて実戦を避けて鍛錬期間としたのは、この時期のノースショアで滑り込むことが自分の成長につながると考えたため。「去年よりも大きくてパワフルな波に挑戦できた。トップの選手と一緒に海に入ることで、学ぶことも多かった。課題も明確になったけど、(トップ選手に)全然届かない感じではない」と手応えをつかむ1カ月半になった。

 年始にハワイでトレーニングするのは3年連続だったが、今回は最初の1週間、異国の地で1人で過ごすという初体験もしたという。海までは自転車で通い、練習も基本は1人。食事も全て自炊し、クリスマスは「1人で過ごした。寂しかった」と笑って振り返られるのも、精神的にも一回り成長できたからこそ。「貴重な経験になったし、毎年ハワイに行けるのも当たり前のことではない」と家族や支援者への感謝も忘れなかった。

 すでに今夏のパリ五輪への道は閉ざされているものの、20歳で迎える28年ロサンゼルス大会、24歳で迎えるブリスベン大会は「必ず出たい。五輪は憧れ」と声を弾ませる。明るいミライ、輝くミライに向けて、上げ潮に乗っていく。

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