女子ゴルフ界のホープ清本美波　朝日大の入学式に出席「人間としての成長を目指していきたい」

2024年04月02日 18:56

ゴルフ

　女子ゴルフで昨年プロテストでトップ合格を果たした清本美波（18＝ジェイテクト）が2日、岐阜県内で行われた朝日大の入学式に出席し、宣誓代表を務めた。同大ゴルフ部で練習しながら、プロとして戦うルーキーは「ゴルフの技術だけではなく、人間としての成長を目指していきたい」と決意を示した。

　ゴルフ以外のスポーツも好きで「色んなものをたくさん学びたい。スポーツができるのと勉強ができる環境がいいなと思った」と同校への入学を決意。学内のゴルフ練習場には、トレーニングルームやパター練習場、最先端の計測器「トラックマン」が設置された打席などが完備されており、充実した練習環境も決め手となった。

　同部のスーパーバイザーとして日々部員たちを指導するのは、ツアー通算41勝の森口祐子さん。永久シードを保持するレジェンドを前に清本は「プレーヤーとして凄い活躍されていた方。試合に挑む気持ちだったり、準備とかどうやってたんだろうとか…長くキャリアを積むためには何が大事なのかとか色々聞きたいことがあります」と目を輝かせた。

　今季の主戦場は下部ツアーで、4日から開催される「ヤンマーハナサカレディースゴルフトーナメント」に出場予定。プロ1年目の18歳は「レギュラーツアーで上位に戦える選手になりたい。ステップ・アップ・ツアーがメインなので、その中でトップ2に入れば来年の前半戦の権利はもらえるので、それに向けて頑張りたい」と意気込んだ。