【バドミントン】オルレアン・マスターズ優勝の田中湧士が欧州から帰国「充実した3週間になった」
2024年04月02日 11:15
バドミントン
優勝のポイントに挙げたのが準々決勝。地元フランスの選手と対戦し、完全アウェーの中で勝利。「アウェーの中でも自分の力を出し切れたことが良かった」と自信を得た。
翌週のスイス・オープンは予選を勝ち上がり本戦に出場したものの初戦敗退。3週目のスペイン・マスターズは8強に入った。
田中は「総合的に見れば充実した3週間になった。ただ課題も見つかった。自分のできるプレーが限られてしまった。引き出しを増やしていかなければならない」と総括した。
世界ランク6位の奈良岡功大がNTT東日本と所属契約を結んだ。帰国直後に知ったという田中は「(飛行機が)着陸してSNSを見て知った。同じチームになったので吸収できるものは自分の中に落とし込みたい」と苦笑しながら話した。
今後は6月のUSオープン、7月のカナダ・オープンに参戦を予定している。B代表の田中にとってはツアーで実績を残し、現在50位の世界ランクを上げることが当面の目標。「自分のランクを上げることしか考えていない。一つ一つの試合を大切に勝ち、負けにこだわっていこうと思う」と力を込めた。