【バドミントン】ツアー優勝の17歳宮崎友花が帰国「思った以上の結果が出た」

2024年04月02日 10:49

バドミントン

【バドミントン】ツアー優勝の17歳宮崎友花が帰国「思った以上の結果が出た」
欧州遠征から帰国した宮崎友花(撮影・福永稔彦) Photo By スポニチ
 バドミントンのオルレアン・マスターズ(フランス)女子シングルスで優勝した宮崎友花(17=山口・柳井商工高)が2日、欧州遠征から帰国した。
 羽田空港で取材に応じた宮崎は「初めてこんなに長い遠征だったので、少し落ち着かない部分もあったけど、オルレアンで優勝して、スイスでも思った以上の結果が出て嬉しかった。でもスペインでは最後まで体がもたなくて」と振り返った。

 今回は3週連続でツアー大会に出場。オルレアン・マスターズでは決勝で明地陽菜との日本人対決を制し優勝。翌週スイス・オープンは準々決勝で格上の大堀彩を破り4強入り。準決勝ではリオ五輪金メダリストで世界ランク5位のカロリナ・マリン(スペイン)と対戦するなど収穫を手にした。ただ3戦目スペイン・マスターズは疲労のため初戦でストレート負けを喫した。

 海外勢との対戦を重ね「自分のタイミングがあまり合ってない選手がいるので、独特なタイミングなのかなと感じる」と自身の強みを確認した一方「まだまだ体ができてない。最終日まで持たないことが多いので、ケガしないことも大事になってくるので、体作りをしっかりしていきたい」とフィジカル面を今後の課題に挙げた。

 高校生ながら昨年10月のインドネシア・マスターズで優勝し、同11月の韓国マスターズでは準優勝するなどツアーでも実績を残し今年A代表に初選出された。今回、「スーパー100」のインドネシア・マスターズよりもレベルが高い「スーパー300」のオルレアン・マスターズを制し、A代表にふさわしい選手であることを証明してみせた。

 世界ランクも25位に上昇。さらにレベルの高い大会に出場する可能性が広がった。伸び盛りの17歳は「まだスーパー750、スーパー1000の大会に出たことがない。これから初めてがたくさんあると思うのでチャレンジしていきたい」と声を弾ませた。

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