「宮城野部屋」看板撤去…4月付で部屋閉鎖、伊勢ケ浜部屋転籍 引っ越し完了は7日の予定

2024年04月03日 14:55

相撲

「宮城野部屋」看板撤去…4月付で部屋閉鎖、伊勢ケ浜部屋転籍 引っ越し完了は7日の予定
玄関に掛けられていた看板が撤去された宮城野部屋(撮影・前川 晋作) Photo By スポニチ
 大相撲の宮城野部屋は3日、部屋閉鎖に伴って玄関に掛けられていた看板が取り外された。
 宮城野部屋は元幕内・北青鵬による暴力事件の影響で部屋の無期限閉鎖、所属する力士や親方ら全員の伊勢ケ浜部屋転籍が3月28日の理事会で正式に決まった。転籍決定から数日しか経っておらず、力士たちは急な引っ越し作業に追われて連日大忙し。宮城野親方(元横綱・白鵬)や間垣親方(元幕内・石浦)らが伊勢ケ浜部屋へあいさつに出向いた3日の午前中、「宮城野部屋」と書かれた縦1メートル70、横37センチの看板が取り外された。

 暴力事件の被害者である力士たちが生活拠点を奪われ、慌ただしく引っ越しせざるを得ないという理不尽な処遇。この日、取り外された看板を見て「寂しいですね」とつぶやく力士の姿もあった。宮城野親方によると、今月7日に引っ越して伊勢ケ浜部屋の稽古に合流する予定という。

 東京都墨田区東駒形の宮城野部屋は、旧東関部屋を仮住まいとして22年8月に移転。1年半で再び生活拠点を移すこととなった。処分決定から約1週間、通りかかった近隣の住民らが足を止めて部屋の看板を写真に収める様子も見られていた。

おすすめテーマ

2024年04月03日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム