【柔道】最年少出場の川端倖明 28年ロス五輪Vへ収穫の一敗「左組みの課題が出た」 全日本選手権

2024年04月29日 14:58

柔道

【柔道】最年少出場の川端倖明 28年ロス五輪Vへ収穫の一敗「左組みの課題が出た」 全日本選手権
<全日本柔道選手権>横内晋介(右)を攻める川端倖明(撮影・会津 智海) Photo By スポニチ
 【柔道全日本選手権 ( 2024年4月29日    東京・日本武道館 )】 体重無差別で男子日本一を争う大会で、初出場で90キロ級の川端倖明(18=国士舘大)は2回戦で横内晋介(26=山梨県立農林高校教員)に敗れた。
 今大会最年少として臨み、1回戦では近藤弘孝(29=愛知県警察)に判定勝ち。自身より30キロも重い相手に屈せず攻め続け「長身ではあったが、アジア選手権などでリーチの長い外国人選手と対戦していた。一発目の背負い投げがはまった」と手応えを口にした。

 2回戦では課題の組み手に苦しんだ。内股などの技を仕掛けて対抗したが、悔しい判定負けを喫した。「最後の寝技で返しているアピールで、審判の1人が(旗を)揚げてくれたと思う」と振り返り、収穫については「左組みの課題が出たことが良かった」と語った。

 福岡で開催された全日本選抜体重別選手権の男子90キロ級では2位。東京・国士舘高3年だった昨年は高校3冠を達成し、個人でも全日本ジュニア選手権、世界ジュニア選手権に優勝した。講道館杯でも3位に入った期待の星は「今の目標は(28年の)ロサンゼルス五輪で優勝すること」と力強く語った。全日本選手権での一敗が川端を強くする。

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