【柔道】影浦心は旗判定で敗れ8強止まり 今後については「まだ分からない」全日本選手権

2024年04月29日 17:08

柔道

【柔道】影浦心は旗判定で敗れ8強止まり 今後については「まだ分からない」全日本選手権
影浦心 Photo By スポニチ
 【柔道全日本選手権 ( 2024年4月29日    東京・日本武道館 )】 体重無差別で男子日本一を争う大会で、初優勝を目指した21年世界王者の影浦心(日本中央競馬会)は準々決勝で原沢久喜(長府工産)に判定(1―2)で敗れた。
 試合は互いに決め手を欠き、技の数では上回った影浦だが、有効打を打てず。けんか四つの組み手で、体格で上回る相手から常に上から圧を掛けられるような形となり、判定は割れたものの敗れた。

 息を切らせて試合後の取材に応じた影浦は、「ここまで来たら、気持ちの勝負だった。(原沢が)あの形で来るのは分かっていた。そこにはまらないようにしたかったが、うまくいかなかった」とうなだれた。

 パリ五輪代表争いは斉藤立に敗れ、東京大会に続き代表入りならず。今月初旬の全日本選抜体重別選手権でも2位に留まり、5月の世界選手権(アブダビ)代表入りを逃した。28歳と年齢的にも競技人生の岐路に立ち、今後については「まだ分かりません」と2度、繰り返した。

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