ドルーリー朱瑛里、県高校総体1500m連覇ならずも日本人トップ 日本選手権も出場へ

2024年05月30日 15:29

陸上

ドルーリー朱瑛里、県高校総体1500m連覇ならずも日本人トップ 日本選手権も出場へ
ドルーリー朱瑛里(24年1月撮影)
 【陸上・岡山県高校総体第1日 ( 2024年5月30日    陸上・岡山県高校総体第1日 )】 女子1500メートル決勝が行われ、前回大会を制したドルーリー朱瑛里(しぇり、津山高2年)は4分19秒00をマークして日本人トップの3位となった。これまでの自己ベストは4分15秒50。ナンバラ・サラムトニ(興譲館高1年)が大会新記録の4分10秒11で優勝した。
 同日に実施された予選は余裕を持って走り、4分56秒81で3組1着となり通過。迎えた決勝では、スタートから予選1組1着のジャネット・ジェプコエチ(倉敷高2年)、2組1着のナンバラ・サラムトニを追う展開となる。2周目からは2人に引き離されたが、3位はキープしたままフィニッシュした。

 昨年度は800メートルを含めて2冠を達成。両種目で全国高校総体へと勝ち進み、1500メートルでは1年生ながら日本人トップの3位となった。同年10月はU18陸上競技大会、今年4月にはU20アジア選手権など日の丸を背負う舞台でも活躍した。

 今大会の上位6人が中国高校総体(6月13~16日、鳥取)へと進むため、ドルーリーは出場権を得た。中国高校総体の上位6人が7月21日に開幕する全国高校総体(北部九州)に進む。今大会でドルーリーは800メートルと1600メートルリレーにもエントリーしている。

 また、30日までに日本選手権(6月27~30日)のエントリー途中経過が日本陸連の公式サイトに掲載され、女子1500メートルでドルーリーが名を連ねた。既に申し込み資格記録は突破しており、出場すれば初めてとなる。

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