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【バスケ女子】町田がPGでは珍しいチーム最多リバウンド「自分の感覚と恩塚さんのバスケが徐々に合って」

2024年06月20日 21:53

バスケット

【バスケ女子】町田がPGでは珍しいチーム最多リバウンド「自分の感覚と恩塚さんのバスケが徐々に合って」
<バスケ女子強化試合 日本・オーストラリア>第3Q、パスを出す町田(左)=撮影・小海途 良幹 Photo By スポニチ
 【バスケットボール女子国際強化試合 ( 2024年6月20日    北海きたえーる )】 パリ五輪に出場する世界ランク9位の女子日本代表が同3位のオーストラリアに96―85で勝利した。今回のメンバーは16人で、相手は米WNBAでプレーする選手が不在。五輪代表メンバー12人の枠を懸けたチーム内競争が激化する中、ポイントガード(PG)の町田瑠唯(31=富士通)が5得点と、ともにチーム最多となる6アシスト、5リバウンドをマークした。
 第1Q残り5分44秒から途中出場。序盤は2つのターンオーバーなど波に乗れなかったが、第2Q以降は本領を発揮した。第2Q終了間際、49―41の場面ではブザービーターとなる3点シュート。2桁得点差で前半を折り返す価値ある得点を挙げた。広い視野から繰り出される多彩なパスで6アシスト。ポイントガードでは珍しいチーム最多5リバウンドはチームコンセプトの全員でリバウンドに飛び込む姿勢を体現した結果だ。

 国内で代表戦に出場するのはアシスト王に輝き銀メダルを獲得した21年東京五輪以来、約3年ぶり。米WNBA挑戦やケガもあり、今月初旬の中国との2連戦で恩塚監督就任後、初めて日本代表でプレーした。第1戦が無得点6アシスト、第2戦が8得点4アシストと上々のプレーを見せ、この日はさらにチームにフィット。「自分の感覚と恩塚さんのバスケが徐々に合ってきている」と手応えを口にし「まだ判断ミスがあるので、クリアにしていきたい」と誓った。地元の北海道で存在感を示し、3大会連続の五輪メンバー入りに前進。21日もオーストラリアと強化試合を行う。

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