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笹生優花は粘りのイーブンパー発進 今季メジャー覇者3人の組み合わせ「楽しい」【エビアン選手権】

2024年07月11日 21:07

ゴルフ

笹生優花は粘りのイーブンパー発進 今季メジャー覇者3人の組み合わせ「楽しい」【エビアン選手権】
笹生優花 Photo By スポニチ
 【米女子ゴルフツアー エビアン選手権 第1日  ( 2024年7月11日    フランス エビアン・リゾートGC 6527ヤード、パー71 )】 今季メジャー第4戦が開幕し、6月の全米女子オープンを制した笹生優花(23=フリー)は4バーディー、4ボギーの71で回り、イーブンパーで滑り出した。
 我慢を重ね、最終ホールでイーブンパーに戻して初日を滑り出した。笹生は71でホールアウトすると、同組で回った世界ランクの1位N・コルダと言葉を交わしながら笑顔でハグ。「ティーショットがラフ入れちゃうと難しいけど、その分、パットでカバーできたので良かったかなと思う」と振り返った。

 インの前半は快調に飛ばした。10番でボギー先行も、続く11番パー4で第2打を1メートルに寄せてバウンスバック。ここからスコアを伸ばし、2アンダーで折り返した。しかしバックナインは流れが一変し、3番から3連続ボギーを叩いた。ティーショットが散って防戦一方。それでも7、8番と2メートル強を沈めて粘り強くパーセーブし、最終9番パー5で2オンに成功してバーディーで締めた。

 6月の全米女子オープンでメジャー2勝目を挙げ、2大会連続となるパリ五輪出場を決めた。予選は東京五輪金メダリストのN・コルダ(米国)、梁熙英(ヤン・ヒヨン、韓国)との今季メジャー覇者3人による組み合わせ。五輪前の最後のメジャーでメダル候補による“直接対決”にも23歳はあくまでも自然体。「楽しんで色んな話しができた。2人とも安定していたし、自分もあんな風に成長できれば」と明るく振り返っていた。まずは第2ラウンドでの上位浮上を目指す。

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