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【競歩】池田向希は7位「パリの経験があったから今があると思えるように」東京世界陸上、ロスで逆襲を

2024年08月01日 17:45

陸上

【競歩】池田向希は7位「パリの経験があったから今があると思えるように」東京世界陸上、ロスで逆襲を
<パリ五輪 競歩男子20km>レースに臨む池田(右)と古賀(撮影・小海途 良幹) Photo By スポニチ
 【パリ五輪第7日 陸上 男子20キロ競歩 ( 2024年8月1日    イエナ橋 )】 陸上競技最初の種目となる男子20キロ競歩が行われ、21年東京五輪銀メダルの池田向希(26=旭化成)は1時間19分41秒の7位で2大会連続メダルはならなかった。
 ラスト3キロからのペースアップで脱落し「シンプルにラスト5キロの戦いで力不足だった」と振り返り、2大会連続入賞については「やはりメダルは特別なので、そこに届かなかったのは悔しい」と語った。個人種目が20キロに一本化され「より各国の強力な選手が集結したぶん、ある意味、最強の選手を決める決定戦だった。自分の位置が7番目と言うだけ。開き直るというか、清々しい気持ち」と話した。

 来夏には東京開催の世界選手権がある。東京五輪は無観客開催だっただけに「今回現地に来て、初めてオリンピックっていう実感がわいた。これがやっぱオリンピックだとやっと気づいた」と振り返り「来年は自国東京で世界陸上があるので、1年同じように準備して、今度はメダルを取り返すつもりで思いで、また挑んでいきたい」と決意を新たにした。

 28年ロサンゼルス五輪に向けては「ロス大会、狙うところになってくる。この4年間さらに成長して、このパリの大会も今後の競技人生においてはまた一つ通過点として成長の糧にして、いつかそのパリの経験があったから今があると思えるような競技人生になったら」と出直しを誓った。

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