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【バスケ女子】日本 2大会連続メダル獲得へ崖っぷち…ドイツに敗れて2連敗、試合後にエブリン悔し涙

2024年08月01日 19:50

バスケット

【バスケ女子】日本 2大会連続メダル獲得へ崖っぷち…ドイツに敗れて2連敗、試合後にエブリン悔し涙
相手に厳しいディフェンスをされる日本代表・林(ロイター)
 【パリ五輪第7日 バスケットボール女子1次リーグC組   日本64ー75ドイツ ( 2024年8月1日    ピエール・モロワ競技場 )】 女子バスケットボール日本代表(世界ランク9位)は、パリ五輪1次リーグC組第2戦でドイツ(同ランク19位)と対戦。前半は一進一退の攻防だったが、後半に一気に突き放されて64ー75と1次リーグ2連敗。2大会連続メダル獲得へ崖っぷちとなった。試合後に馬瓜エブリン(29=デンソー)が悔し涙を流した。
 初戦では東京五輪の決勝で敗れた女王・米国と対戦したが、体格差によるインサイドプレーに苦戦し、76ー102と完敗に終わった日本代表。

 今大会初勝利を狙う中で、まさかの実態が発生。ドイツ戦前日に米国戦でも先発出場していた主力ガードの山本麻衣(24=トヨタ自動車)が脳震とうで欠場。

 その中でこの試合では、今大会初先発となった町田瑠唯(31=富士通)、赤穂ひまわり(25=デンソー)の2人と高田真希(34=デンソー)、林咲希(29=富士通)、宮崎早織(28=ENEOS)の5人がスタメンに名を連ねた。

 前半は一進一退のシーソーゲームの展開の中で、終了間際には高田がブザービーターレイアップシュートを決めたが、36ー42とリードを許して前半を終えた。

 前半終了時に主将の林は「流れが来てると思います。今までたくさん練習してきたので、それを本当に出すだけです。チーム一丸になって頑張りたいと思います」とチームの勢いを感じていた。

 その言葉通り、第3Qは最高の立ち上がりを見せた。高田の2本の3Pシュートなどで一度は同点に追いついた。しかしその後は再びリードされて、第3Q終了時にはこの試合最大10点差をつけられてしまった。

 第4Qも勝ち越すことは出来なかった。相手の主力であるWNBAでも活躍するサトゥ・サバリに33得点決められて、1次リーグ2連敗となった。日本の武器である3Pシュートは、30本試投で9本成功。3P成功率は30%と低迷した。

 現地時間4日に行われる1次リーグ最終戦のベルギー戦に全てを懸けることになった。

 ▼エブリン(涙を流して)みんなを勇気づけようと鼓舞して本当にプッシュしてたんですけど、それが出来なくて責任を感じています。DFの部分で本当に乗り越えたいところが、あと一つ乗り越えられなかったっていうところがすごく悔しい。

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