【関西大学ラグビー】4連覇を狙う京産大が計11トライの猛攻で開幕2連勝
2024年09月30日 06:00
ラグビー
後半5分に3点差に詰め寄られたが、同7分に再びトライを奪ったのがポルテレだ。開幕戦の5トライに続いてこの日も3トライ。相手の戦意をそぎ落とした。共同主将を務めるCTB辻野は「後半に向けて全員でコミュニケーションを取って。狙いどころはいいから、ミスのリスクを減らそうと話した」と後半に挙げた7トライに胸を張った。
リーグ4連覇を狙う今季。破壊的な攻撃力に期待は膨らむ。広瀬佳司監督は「やるべきことは選手が分かっている。もうちょっとレベル高くできるようにやっていきたい」と手応えをにじませた。
≪終盤に本領発揮3連続トライ≫天理大は先制を許したうえ、後半30分に3点差まで詰め寄られたが、同33分からの3連続トライで突き放した。WTB藤原は前半26分に反撃のトライ。後半2分にはNo・8ヴァカタのトライを演出するなど縦横無尽にピッチを駆けた。ヴァカタも破壊力ある突破から2トライを奪うなど勝利に大きく貢献した一人だ。2人はともに日本航空石川の出身で、「能登は第二の故郷。僕たちの活躍が励みになれば」と藤原。地震に続き水害にも苦しむ被災地にエールを送った。