【アジア太平洋アマ】松山英樹のサクセスストーリーが生んだ14年ぶり日本開催
2024年09月30日 11:20
ゴルフ
日本ゴルフ協会の山中専務執行役は「10年大会が成功し、松山に続き金谷、中島が勝ちこの大会で日本人が活躍している。だからR&Aとマスターズ委員会はずっと日本でやりたかった。日本ゴルフ協会創立100周年というタイミングもあり実現した」と説明した。
アジア太平洋アマが初めて日本で行われたのは10年の第2回大会だった。会場は埼玉・霞ケ関GCで東北福祉大1年の松山英樹が初優勝。この優勝で出場権を得た翌11年のマスターズでローアマに輝いたことで松山はブレーク。同時にアジア太平洋アマの認知度も一気に高まった。
「松山が勝って、マスターズのローアマを獲ったインパクトは大きかった」と山中氏。当時アジア進出を画策していたマスターズ委員会にとって松山の活躍は願ってもないサクセスストーリーだった。その後、11年に松山が連覇。18年に金谷拓実、21年に中島啓太が優勝。3人ともアマチュアの世界ランク1位となり、プロ転向後も活躍したことで大会の価値はさらに上がった。そうして日本回帰の機運が醸成された。
今年は過去最多10人の日本人選手が出場する。山中氏は「大学生の中野麟太朗、47歳の豊島豊ら良いメンバーが揃っている。ホームだし、コースもよく分かっている。日本人4人目のチャンピオンが生まれるといい。期待しています」と話した。インパクトを残した14年前の再現を思い描いている。
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